映画『ONODA 一万夜を越えて』

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情 報

太平洋戦争後、約30年目に生還した小野田旧陸軍少尉。ジャングルでの壮絶なドラマと孤独に打ち勝つ1人の男を描いた人間ドラマ。

フランスで出版された小野田寛郎の30年間を描いた「ONODA 30 ans seul en guerre」(著:Bernard Cendoron)を原案に映画化。

監督は、フランス映画界で今最も才能が注目されているアルチュール・アラリ。日本人キャストは全てオーディションにより選考され、カンボジアで約4ヶ月間、臨場感あふれるシーンを撮影することに成功。ほぼ全編が日本語のセリフで紡がれている異色の国際共同製作映画。第74回カンヌ国際映画祭2021にて「ある視点」部門でのオープニング作品が、ついに日本公開。

ストーリー

終戦間近の1944年、陸軍中野学校二俣分校で秘密戦の特殊訓練を受けていた小野田寛郎は、劣勢のフィリピン・ルバング島にて援軍部隊が戻るまでゲリラ戦を指揮するよう、命令を受ける。
「君たちには、死ぬ権利はない」出発前、教官から言い渡された最重要任務は“何が起きても必ず生き延びること”。
玉砕は決して許されなかった。
しかし彼を待ち構えていたのは、ルバング島の過酷なジャングルだった。
食べ物もままならず、仲間たちは飢えや病気で次々と倒れていく。
それでも、小野田は生きるために、あらゆる手段で飢えと戦い、雨風を凌ぎ、仲間を鼓舞し続ける。
必ず援軍が来ると信じて_。

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