国営昭和記念公園内には昭和30年代の武蔵野の農村風景を再現した「こもれびの里」があります。
この敷地の中には、立川市指定有形文化財の3棟の建物が保存・展示されています。
江戸中期の末頃に多摩郡和泉村(現在の狛江市)に所在していた石井家の建物が移築復元されています。
主屋は江戸中期(18世紀後半)に建てられた和泉村名主の屋敷です。後期の改修では、6部屋で構成される「六間取り」となり、名主にふさわしい造りになりました。西側の屋根は葺きおろしと呼ばれる特徴的なものです。
長屋門は文化13年(1816)頃に建てられた、扉の両脇に部屋が付属している形式の門です。
内蔵は祝い事に使う食器類や長持・箪笥、名主の記録文書などが収められていました。建築年代は、明治初期頃と推定されます。漆喰(しっくい)土蔵の置屋根の茅葺(かやぶき)が特徴です。
この敷地の中には、立川市指定有形文化財の3棟の建物が保存・展示されています。
江戸中期の末頃に多摩郡和泉村(現在の狛江市)に所在していた石井家の建物が移築復元されています。
主屋は江戸中期(18世紀後半)に建てられた和泉村名主の屋敷です。後期の改修では、6部屋で構成される「六間取り」となり、名主にふさわしい造りになりました。西側の屋根は葺きおろしと呼ばれる特徴的なものです。
長屋門は文化13年(1816)頃に建てられた、扉の両脇に部屋が付属している形式の門です。
内蔵は祝い事に使う食器類や長持・箪笥、名主の記録文書などが収められていました。建築年代は、明治初期頃と推定されます。漆喰(しっくい)土蔵の置屋根の茅葺(かやぶき)が特徴です。