情 報
「電子担ぎ太鼓」は、ローランド株式会社と太鼓芸能集団「鼓童」が共同開発した電子和太鼓。
『電子担ぎ太鼓』の共同研究開発は2016年に開始し、伝統的な担ぎ太鼓のデザインや構造をベースに、ローランドが電子ドラムの開発で培った技術や独自のノウハウを注ぎこみ設計。
打面を叩いた時の振動をセンサーで拾い、その信号をケーブルを通じてローランドの電子ドラム/パーカッション音源に送り、和太鼓はもちろん、さまざまなパーカッションの音色を発音するという仕組み。打面の中央部、端部、さらに「フチ」と呼ばれる外周部の3箇所にセンサーを搭載し、担ぎ太鼓と同じ奏法や打感を実現。また、打面にはローランド独自のメッシュ素材を採用しているため演奏時の消音性に優れており、場所を選ばず練習することが可能。