情 報
平戸城は、長崎県平戸市にあった平戸藩主松浦(まつら)氏の居城で、亀岡城(かめおかじょう)とも呼ばれます。
嘉禄元年(1225年)頃に平戸港北側に「御館山城」を築いた後、「白狐山城」、「日の岳城」と変遷を繰り返しました。関が原の戦いの後、徳川政権から豊臣派の嫌疑をかけられ、慶長18年(1613年)に 築城して13年目の「日の岳城」を焼却して恭順の意を表したといいます。
宝永元年(1704年)に亀岡に再築しましたが、明治6年(1871年)に、廃藩置県後の廃城令によって、現存する狸櫓と北虎口門を残して城は解体されました。現在平戸城にある各櫓は昭和37年に平戸市が復元したものです。