情 報
『木馬』は宮中に生まれた男子の乗馬の稽古に使われました。
現在も上賀茂神社には身体の大きさに合わせたいくつもの『木馬』が
用意され大きなものは実物の馬と変わらないものもあります。
京都では端午の節句に奉書の「虎」と対でこの「木馬」のミニチュアが飾られる
ことが多かったのですが、約20年前に最後の職人の火が消えました。
そして自身の初節句のお飾りのひとつであった「木馬」を今から15年前、私共が再興しました。現在では京都唯一の「木馬」を製作しております。
また平成26年には、伊勢神宮の遷宮に伴い子供たちの健やかな成長を祈念し外宮神楽殿へ奉納致しました。