情 報
2016年5月26日、27日に開催されたG7 伊勢志摩サミット。サミットの中ではワーキングディナーと言われる初日の晩餐会や安倍総理大臣夫人主催夕食会なども行われていました。
そのディナーの際に乾杯で使用されたのがこの「萬古焼の酒杯」。
高台が特徴のこの酒杯は、300年の歴史を持つ三重県四日市の伝統工芸品「萬古焼」の工芸士・清水醉月さんによる作品。清水さんは平成2年の天皇陛下「即位の礼」にて献上もされています。
萬古焼には陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器に分類される製品が多くあり、急須や耐熱性に優れた土鍋が代表的。急須においては粘土を無釉で限界まで焼き上げる焼〆技法によりお茶が美味しく出ると言われています。