情 報
喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重をはじめ、歌川豊国、国貞など後期浮世絵画壇を代表する作品がずらり。当時の江戸っ子のライフスタイルを、料理を再現した食品サンプルや江戸の暮らしのトリビアを紹介するパネルなどを通じてひもときます。
以下、プレスリリースより。
浮世絵は17世紀後半に始まり、明治期にいたるまで広く庶民に支持された江戸時代を代表する芸術でした。初期は美人画、役者絵が中心でしたが、歌麿や写楽の活躍で知られる寛政期(18 世紀後半)に最初のピークを迎えました。
文化文政期(19 世紀初頭)に入ると江戸の人口は100万都市と言われるまでに拡大し、文化が成熟するなかで、庶民の関心を引くように浮世絵にも様々な主題が現れました。例えば旅行ブームを背景にして生まれた風景画をはじめ、旅、食、趣味といった現代の私達の関心事と重なる主題が登場するのもこの時期でした。
本展は、当時の江戸っ子が夢中になった様々なブームや日常の暮らしに寄り添った娯楽の数々(旅行・メイクアップ・ペット・グルメ・ガーデニング等)をキーワードにして、後期浮世絵画壇を代表する喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重をはじめ、歌川豊国、国貞などの浮世絵を展示します。また当時の料理を再現した食品サンプルや、江戸の暮らしのトリビアを紹介するパネルなどを通じて、江戸っ子のライフスタイルをひもときます。
- 会 場/神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2の9の1)
- 開催期間/2023年7月8日(土)~8月27日(日)
- 休館日/月曜日、7月18日(火) ※ただし、7月17日(月・祝)は開館。
- 開館時間/10時~18時(入館は17時30分まで)
- 観覧料/一般1,000(800)円、大学生・65歳以上500(400)円、高校生以下無料
※神戸市内在住の65歳以上の方は無料。
※カッコ内は有料入館者30名以上の団体料金。
※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)で割引。