情 報
富山県高岡市で400年以上続く伝統産業を引き継ぐ若手職人たちの団体『高岡伝統産業青年会※以下 高岡伝産)』は、当会の有志メンバーの手によって「プロレス×伝統工芸」のコラボ凶器を制作。
高岡市は仏具製造シェア全国ナンバーワンであり、鋳造や着色、彫金や蒔絵などの伝統工芸が盛んなまちです。プロレス×伝統工芸のコラボレーションにより、高岡の伝統工芸の魅力を伝えるべく、職人たちの技を贅沢にあしらった凶器を3点制作。
伝統技術をあしらった『興器』は「パイプ椅子」「仏像」「半鐘と木槌」の3点が制作され、仏具職人による手彫りの彫金、実際の仏像にも使用される酸や炎を用いた伝統的な着色技法、金粉や金箔で細工する蒔絵の技術など、様々な技術が使われたものとなっており、いずれも伝統工芸職人の高い手仕事によって制作されております。
本取り組みは、「プロレス × 伝統工芸 」の異業種コラボレーションを通して、販売先となる寺院数の減少や発信力不足など、さまざまな課題を抱える高岡市の伝統工芸の新たな価値を発掘することを目指す若手職人から始まりました。