川端康成「少年」

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 川端康成没後50年にあたる4月を期に、川端の私小説でもあるBL作品『少年』が新潮文庫より刊行。

今作は、これまで全集でしか読めなかった、貴重で珍しい作品。1冊の本になるのは、目黒書店より単行本が刊行された1951年以来、70年ぶりのことです。

 旧制中学の寄宿舎で、川端が愛した〈美しい後輩の少年〉。ひそやかな二人の特別な関係とは。

互いにうなじも唇もゆるしあっていた二人の間に起きた出来事と、痛切な別れ……。本作を執筆するまで封印していた青春の蹉跌とは。『伊豆の踊子』につながる川端文学の原点に〈BL〉があったとは――。

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