情 報
当社は、2019年から宇宙航空研究開発機構(JAXA)のJ-SSOD事業を履行しており、2021年2月に2機の超小型衛星を初めて宇宙に放出いたしました。この度の「宇宙を翔ける熊手プロジェクト」は、J-SSOD事業を一般消費者にご利用いただく契機とするための挑戦とも言える取り組みです。
「宇宙を翔ける熊手」は、老舗メーカー面亀の協力のもと製作する、宇宙にひとつしかないオリジナル熊手です。購入者さまには宇宙へ送るオリジナル熊手の他に、地上でまつることの出来る同じ仕様の熊手が提供されます。宇宙に送るオリジナル熊手は、一旦購入者さまにお引渡ししたあと当社が引取り、独自に開発、製造する10cm立方の超小型衛星に搭載します。オリジナル熊手を搭載した超小型衛星は購入者さま立ち合いのもとJAXAへ引渡されたのち、ロケットによる打上げを経てきぼうモジュールに運ばれ、そこから宇宙に放出いたします。
放出された超小型衛星は、半年~1年程度宇宙の福をかき集めながら高度約400kmで地球をぐるぐると翔けめぐり続け、徐々に高度を下げて大気圏で燃え尽きます(宇宙ゴミとして残ることはありません)。