HOLO酔い升

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情 報

この10年間で日本酒の出荷量は大幅に減少しています。一方、海外での日本酒人気は加熱するなど、日本酒は世界に誇るべき、そして後世に残すべき文化です。本プロジェクトは、日本酒が持つ課題をテクノロジーによって解決したいという想いからスタートしました。

ワインの味の感じ方は、生産地や歴史などの情報を事前に得ることで大きく変わると言われています。しかし、奥深い背景を持つのはワインだけではありません。日本酒にも、生まれた美しい場所、醸造の過程、製造者の想いなど、たくさんの背景があります。本プロジェクトは日本酒の持つストーリー性に着目し、ソムリエがワインの蘊蓄を語るように、日本酒のストーリーを「升」が語ることで、その味わい方を拡張することに挑戦。女性や若年層など、これまで日本酒の愛好家が少なかった層にリーチすることで日本酒市場の活性化に一役買いたいと考えています。

『HOLO酔い升』の特徴と今後の展開

『HOLO酔い升』は、株式会社ドリルが、デジタル・クリエイティブ・プロダクションのトンガルマン株式会社と共同で開発。升の底に装置が敷かれており、パネルに映像が映し出されることで、液体の中に桜や花火などの映像が浮かんでいるように見えます。升にはスピーカーも内蔵されており、日本酒の縁の音楽や、川のせせらぎなどの環境音、ナレーションなどを流すことができます。飲む人は、その日本酒が生まれてから手元に届くまでのストーリーを五感で丸ごと味わうことができます。まさに究極の日本酒の楽しみ方です。

今後の『HOLO酔い升』の商品化に向けては、アプリと連動したシステムを構築しています。日本酒の銘柄をスマホアプリで認識し、それによって映像と音声データを再生、升にその銘柄ならではのホログラム映像と音が再生されるようになります。

(プレスリリースより)

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