情 報
極楽浄土ARは、普段は近づいたり触れたりすることのない阿弥陀如来像や彫刻などのモチーフのストーリーをAR技術で可視化することで対話を生む「新しい仏具」。
- 極楽浄土を映し出すiPadを「新しい仏具」として再定義するケースのデザイン
- 空間を認識するAR技術を用い、本堂にある様々なモチーフのストーリーを墨絵のタッチを生かして可視化
- 法話に登場する極楽浄土の世界がARで現実世界に表示され、住職との会話を促進する仕掛けも
地域のお寺のあり方を模索し続け様々な新しい試みにチャレンジしてきた極楽寺麻田氏監修の元、「伝統のリデザイン」の発想により新世代のクリエーターとのコラボレーションで制作されたのが「極楽浄土AR」です。
テクニカル開発をビービーメディア、クリエイティブディレクションを菊地あかね、コンテンツ内の墨絵をアーティストの谷村紀明、仏具(iPad)ケースのデザインをプロダクトデザイナーの大村卓、ケース制作は鈴木直人が担当。
タブレットケースには装飾を施すことなく、シンプルなものとしてデザインすることでARと現実を意識せずにつなぐ開口部というあり方を目指しました。