情 報
大浦天主堂(おおうら てんしゅどう)は、長崎県長崎市にあるカトリックの教会堂である。江戸時代幕末の開国後、1865年(元治2年)に建立された。日本に現存するキリスト教建築物としては最古である。正式名は日本二十六聖殉教者天守堂。その名のとおり日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。(Wikipediaより)
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パリ外国宣教会のフューレ神父は、1863年1月22日に来崎し、2月14日大浦南山手の居留地に隣接する南山手乙1番(現在地)を入手しました。
次いで、8月初旬に来崎した同宣教会プティジャン神父に新築する天主堂の設計図を示し、「二十六聖殉教者聖堂」と命名する考えを伝えました。その後、翌年1月熊本県天草出身の請負人、小山秀之進と契約をなして、天主堂建設に着手しました。建設工事は、バリ外国人宣教会日本総責任者ジラール神父の指示を仰ぎながらプティジャン神父の指導で行われました。煉瓦造の教会ですが表面は漆喰で白く塗られています。
1864年12月29日に工事は俊工し、翌年1865年2月19日、ジラール神父を始め、フランス領事、長崎港内に停泊中のフランス、ロシア、オランダ、イギリス各国の軍艦艦長臨席のもとに荘厳に献堂式が行われ、落成を祝い各国の軍艦が祝砲を打ち盛大に挙行されました。天主堂は、守護の聖人たちの殉教地である西坂の聖地に向けて建てられています。建設費は、現在に換算すると4億円前後の工事費であったとみられます。
大浦天主堂の歴史より
- 開館時間:AM8:00〜PM6:00(最終入館は30分前まで)
- 拝観料金:大人1000円/中高生400円/小学生300円(詳細はホームページに掲載)
- 休館日:教会行事により休館する場合があります