情 報
イスム 不空羂索観音は、仏像フィギュアブランド「イスム」が販売する奈良にある「国宝・不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)」の立像がモデルの仏像フィギュア。
苦しむ衆生を羂索で確実に救う不空羂索観音
不空羂索観音は、羂索という投げ縄を必ず持っています。この縄で迷い苦しむ衆生を「もらさず」救うことから「不空(空振りがない)」の名が付けられています。6世紀頃から信仰され始めた変化観音の一種で、天平7(735)年3月に唐から帰国した法相宗の玄昉(?~746年)によって本格的に日本へ伝わりました。
イスム こだわりの造型
緻密なディテールが積み重なって圧倒的スケールをなす「イスム 不空羂索観音」は、宝冠だけでも670、全体では820を超えるパーツを使用、すべてを手作業で組み上げて制作しています。構想から12年、これまでいくつもの複雑な造形にチャレンジしてきたイスムがたどり着いた、ひとつの工芸美の極致です。 完成までの工程にはこれまでの製品の数倍の手間ひまがかかるため、初回の生産は通常よりも圧倒的に少ない50体のみ。