情 報
来年140 年を迎える九谷焼の窯元「上出長右衛門窯」。人気の定番品や、六代目にあたる上出惠悟の遊び心から生まれた新しい九谷焼の数々。
北陸、石川の地で明治 12 年に創業した九谷焼の窯元「上出⻑右衛門窯」は、来年 140 年の節目を迎えます。いつの時代にも古びることなく瑞々しくありたいと、同窯の六代目にあたる上出惠悟は、伝統に固執せず軽妙洒脱な表現を続けています。
「笛吹」シリーズに代表される伝統柄に遊び心を加え、現代にもわかりやすくリアレンジした製品、またデザイナーや他業種と共に新たな変化を⽣み出そうとするコラボレートワークは、⻑右衛門窯の代名詞とも呼ぶべき⼿法となっています。特に上出が近年力を注いでいるのは、これまでに(ありそうで)なかった新しい絵柄や、造形の数々です。招猫や雛、武者などの人形や、フクロウと漢字をモチーフにした「寿福老」のシリーズは、上出のクリエーションが遺憾なく発揮され、まさに上出が目指す瑞々しさと普遍性を感じさせます。本展では上出⻑右衛門窯を代表する定番品と、上出がこれまで取り組んで来た新しい製品の数々、そして夢に現れたという犬の形の向付(浅い皿)など、待望の新製品も含め幅広く展覧いたします。
- 会 期 2018年10月 5日(金) - 2018年10月14日(日)
- 時 間 11:00 - 20:00※最終日11:00-17:00
- 場 所 渋谷ヒカリエ 8/CUBE 1, 2, 3
- 料 金 無料