情 報
都営地下鉄浅草線車両「5500形」とは、都営地下鉄浅草線が2018年6月30日から運転を開始する車両。
国際的にも日本のイメージとして一般的で、かつ浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジし、凛々しく躍動感あるデザインが特徴。和紙や寄せ小紋のほか、東京の伝統工芸品である江戸切子などの柄とともに、沿線由来のイラストを使用し、落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心がある空間デザインとなっています。
ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた「人にやさしい車両」
- 車いすやベビーカー、大きな手荷物をお持ちのお客様にもご利用しやすいように、全ての車両に車いすスペースまたはフリースペースを設置
- ラッシュ時にスムーズな乗降ができるように、乗降口脇のスペースを拡大
- 吊手や手すりの数を充実 低い吊手、低い荷物棚の設置
- 万が一挟まっても、引き抜きやすいドア
快適な車内空間
- 座席の幅を拡大、大型化した見通しの良い袖仕切りの採用
- 冷房能力の強化、空気清浄機能の採用 快適な車内空間が可能に
- 多言語対応2画面液晶モニターの設置 訪日外国人の方へも充実した案内を提供
- 防犯カメラの設置
環境性能・インテリア
- 全照明にLEDを採用
- 次世代半導体素子SiC(※1)を採用したVVVF制御(※2)装置の採用により環境負荷を低減
- オイルフリーコンプレッサ
- ※1SiC:炭化ケイ素(SiC シリコンカーバイド)を用いる半導体デバイスで、従来から用いられてきたSi(シリコン)に比べて低損失・高温動作が特徴
- ※2VVVF制御:可変電圧・可変周波数制御:直流の電流をインバーター装置で交流に変換し、構造が簡略で高出力な交流モーターで電車を走らせる仕組み
- 東京の伝統工芸や沿線由来のイラストを使用した、落ち着いた和の雰囲気の中にも遊び心があるインテリアを使用