情 報
東京都茶問屋協同組合は、衰退するお茶業界の復活のため、2015年に「淹れよう日本茶プロジェクト」をスタートし、以来様々な活動を行っています。その活動をお茶の間に広めるため、この度、その愛らしいビジュアルで人気を集める「急須くん」の急須が一般販売。
『お茶の間』や『日常茶飯事』から分かるように、日本では昔からお茶が生活の中心にありました。が、昨今は摘みたてのおいしいお茶を淹れて飲むことがほとんどなくなり、急須で淹れたおいしいお茶の素晴らしさが忘れられつつあるだけでなく、古くから育まれてきたお茶と共にある豊かな日本の心も忘れられつつあります。「急須くん」は、「淹れよう日本茶プロジェクト」の特設サイト、プロモーションフィルムに登場し、「万事急須」とユーモアを交えながら、生活のお茶業界が直面している危機的状況を訴えると同時に、日本茶を日本のウェルカムドリンクにすべく、世界に向けて発信をしてきました。そしてその活動をさらに浸透させるため、「急須くん急須」となって、一般家庭のお茶の間に登場し、お茶と共に育まれた奥深い日本文化の素晴らしさを再認識する場を提供します。
「急須くん急須」の一般販売は、静岡に在するプロジェクトメンバーの「小学校の卒業式で、この急須くん急須をぜひプレゼントしたい」という声から始まりました。「急須くん」は、クレイアニメーションからも分かる通り「粘土」でできているため、「製作は、まぁそんなに大変でもないだろう」と考えスタートしたそうですが、完成までには紆余曲折。先人の知恵を活かしつつ、現代の生活に合わせて製品を進化させた「急須くん急須」が完成しました。
