情 報
松本かつぢ(1904~86)は、抒情画家・漫画家・童画家・グッズクリエイターとして多彩な才能を発揮したアーティストです。少女雑誌文化が花開いた昭和の初め、少女たちの憧れを誘い、中原淳一と人気を二分しました。
栃木市ゆかりの作家、吉屋信子(1896~1973)の著作の装丁、挿画を手掛けていることでも知られます。昭和13年(1938)連載開始の「くるくるクルミちゃん」は少女漫画の先駆け的作品で、次々とグッズ化され、キャラクターグッズの元祖ともなりました。
松本かつぢの生み出した作品の数々は、今に続く日本の「かわいい」文化に、なくてはならないものと言えるでしょう。「かわいい!」があふれる展覧会で、松本かつぢの魅力をご紹介します。
(プレスリリースより)