情 報
明治38(1905)年、学生だった竹久夢二は雑誌『中学世界』への投稿をきっかけに画家の道を歩み始めます。様々な雑誌に掲載された作品が当時の人々を魅了し、夢二の人気を高めていきました。
表紙・口絵・挿絵から小さなカットまで描き、文字のデザインも行い、文章を書くこともありました。雑誌での仕事は最晩年に至るまで生涯にわたり、約180タイトル、2200冊以上もの雑誌を手掛けています。
夢二が活躍した明治末から昭和初期は、雑誌が大衆文化を担うメディアへと急速に発展した時代と重なります。
本展覧会では、夢二の仕事の主軸ともいえる雑誌を中心に作品をご紹介いたします。夢二を通し、今改めて時代を映し出す雑誌の魅力に触れてみませんか。
(公式ホームページより)